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目的に応じた次世代のヒアルロン酸でアンチエイジングからプチ整形まで
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸は、人間の体を構成する上で重要なコラーゲンや、コラーゲン組織が崩れないよう支えているエラスチンを結びつける働きをしています。
ヒアルロン酸は皮膚の内側、すなわち表皮と真皮の両方に存在しています。角質層といわれる部分では、細胞と細胞とのすき間を埋めるといった、まるでセメントのような働きをしているのです。皮膚の中では、真皮という部分にコラーゲンがたくさんあり、そのコラーゲンの間を埋めているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸が多いと皮膚にはりが出てきます。
ヒアルロン酸はとても保水力に優れていて、1g で6 リットルという大量の水分を抱え込み、張りやうるおいを保ちます。また皮膚に塗るとしっとり感・なめらか感のある保護膜を作るため、肌荒れの予防・乾燥によるしわの予防・殺菌の進入の予防となります。
ヒアルロン酸には「保水力」のほかに「潤滑作用」もあり、肘や膝などの軟骨付近にも多く含まれていて関節の働きを助けています。
加齢とともに現れる深いしわやたるみが気になる場所に対して、自然なボリュ−ムアップで若返りを図るヒアルロン酸の注入もおすすめです。ニキビや水痘後の陥没に対しても有効です。
当院では、鼻すじをスッキリと高くしたい方や、あごのラインを整えたい方にもヒアルロン酸を使用いたします。手術の前のシミュレーションとして受けられる方も多いです。
ピュラジェンとサージダーム
当院のヒアルロン酸注入は、米国Mentor
社で開発されたピュラジェン(Puragen )と、フランスCorneal 社で開発されたサージダーム(SURGIDERM )を使用いたします。
ピュラジェンは、一般的なヒアルロン酸とは異なり、2
重架橋結合技術(ダブルクロスリンクテクノロジー)を用いて、生体内安定性を向上させ、酵素による分解に対する抵抗力を高め、美容的効果を向上させた、次世代のヒアルロン酸です。
当院では、眉間や目もとなどの浅い表情じわにサージダーム、ほうれい線など比較的深いしわや隆鼻術にピュラジェンと、目的に応じてヒアルロン酸を使用します。
名称 | サージダーム (SURGIDERM 18 ) | ピュラジェン (Puragen ) |
粒子 | 比較的小さい | 比較的大きい |
層 | 真皮上層 | 真皮下層〜皮下 |
適応 | 額、眉間、目尻、口もとなどの表面的な小じわに適しています。 | ほうれい線など少し幅のあるしわや、隆鼻術などのプチ整形に有効です。 |
ピュラジェンやサージダームは、非動物由来のヒアルロン酸からなる物質で、皮膚内の自然発生物質ですので、最終的には体内に吸収され、注入の痕も残りません。